はい、そうです。クルマの買取を依頼するときは、洗車したほうが間違いなく高く売れます。

クルマ買い取りのときに査定をする担当者も人間です。印象が良いクルマには高い査定額を出したいと思いますし、逆に印象が悪いと査定額を下げるかもしれません。
あなたが担当者だったとして、洗車もされていない汚い車と、ボディ、車内もピカピカに磨かれた車。どちらを高く買い取りたいですか？と考えたら、クルマをきれいにしようと思いますよね。

査定前に洗車すると、小さなキズが目立ち、逆に査定評価にマイナスになるのではないかと心配する方もいますが、査定担当者はクルマのプロフェッショナルですので、洗車していてもしていなくても小さなキズはわかります。それよりも、汚い車のままで悪い印象を与えてしまうほうが査定に響きます。

洗車の方法ですが、これが最後なのですから、ボディの水洗いはもちろん、 細かい部分も掃除しましょう。
大きなごみを取り除いて、掃除機を使い、マット下や、シフト周りの狭い場所、細かい場所まで丹念に掃除しましょう。

実査定の前にボディをシャンプー洗車して、窓ガラスも磨いておきましょう。できればワックスもかけたほうがいいです。エンジン周りなどもチェックされるので軽く磨いておきましょう。

時間がない場合は、ガソリンスタンドの洗車機も利用するとよいでしょう。たいした金額がかかることもなくワックス洗車もできてしまいます。これだけで見た目の印象が大部変わります。

また、車内には余計なものを置かないようにしましょう。車内やトランクががスッキリした状態だと見た目の印象が全然違います。

また、車内の匂いが強い場合は、査定のときにマイナスに大きく影響しますので消臭は重要です。
タバコを車内で吸っていたり、ペットをクルマに乗せていた方は匂い取り対策も万全にしましょう。クルマは密閉空間ですので匂いはこもりがちですし、自分はその匂いに慣れてしまっているので鼻が鈍感になっていますが、他人はその匂いに耐えられないということは非常に多いのです。

カー用品店に行けばいろいろな車内専用の消臭グッズが販売されていますので、それらを利用して、少しでも車内が臭わないようにしてから査定をお願いしましょう。消臭剤、脱臭剤でニオイを元から絶つのが基本です。

査定金額をあげてもらうコツは、次に乗る人が快適に乗れるようにすることを考えることです。見栄え、車内の匂いといったところに気を配れば、査定担当者も「クルマを大事に乗ってきたんだな」と考えて、査定金額にプラスの評価をしてくれるでしょう。